ゲームボーイアドバンスソフト「ぷよぷよフィーバー」を筆者が実際に遊んでみて、ゲームの特徴や面白い点、面白くない点などを評価していきます。
※ゲーム画像は直撮りなので粗く見にくい部分もあるかと思いますがご容赦ください。
「ぷよぷよフィーバー」ってどんなゲーム?
落ちものパズルゲームの定番「ぷよぷよ」のシリーズ作品で、従来のシリーズと比べて、フィーバーモードの実装、キャラクターデザインの一新、2つ以上のぷよが落ちてくるなど大きく変化した作品となっています。
一人でストーリーなどを楽しむ「ひとりでぷよぷよ」、一人でひたすら続ける「とことんぷよぷよ」、ソフトを人数分持ち寄るか1つのカートリッジで通信して2~4人で対戦可能になる「みんなでぷよぷよ」など、お馴染みのモードが楽しめます。
本作の最大の特徴はフィーバーモードによる大連鎖が可能なこと。ぷよを消して相殺した場合に1つずつ中央のゲージが貯まり、7つ貯まるとフィーバーモードに突入します。
フィーバーモードに入ると、これまで積んでいた盤面はリセットされて新たに連鎖しやすい盤面に変わります。一回消すとまた次の盤面が現れ、制限時間内なら何度でも連鎖しやすい盤面に変わります。
時間が終わるとノーマルのパズルに戻りますが、それまでの連鎖で貯めた大量のおじゃまぷよを相手に送り付けることが出来ます。
連鎖を組むのが苦手な方でも手軽に連鎖ができる初心者向けの要素でもありつつ、どのタイミングでフィーバーに入るのか、どれだけフィーバー中に連鎖を組むかなど、上級者でも駆け引きを楽しめる要素となっています。
その他、キャラクターデザインが一新されていますが、最近のぷよぷよシリーズ作品と一緒なので特に違和感はないと思います。
対戦で使えるキャラクター数も豊富で、それぞれ積み方が違うなど様々なタイプのキャラがいます。パズル中のボイスも収録されているので、お気に入りのキャラを見つけましょう!
面白いポイント
ぷよぷよが手軽に遊べる
ゲームボーイアドバンスで遊べる「ぷよぷよ」なので、どこでも手軽にプレイできるのが特徴の一つです。好きな時にプレイして好きな時にやめられる、暇つぶしに最適なゲームです。
初心者でも連鎖から一発逆転が狙える
フィーバーモードによる連鎖がお手軽で爽快です。連鎖を組むのが苦手な方でも、とりあえずちょいちょい消していけばフィーバーに突入するので、とにかく遊びやすくなっています。タイミング次第では一気に大逆転を狙える可能性もあるので、厳しくなっても諦めずにフィーバーを狙いましょう!
登場キャラが豊富
上記でも紹介しましたが、登場キャラが多くそれぞれに特徴があるため、対戦時の組み合わせのバリエーションが豊富です。「漫才デモ」と呼ばれるキャラクター同士の掛け合いも楽しいので、色々試してみましょう!
面白くないポイント
モード数が少ない
基本的なモードは揃っているものの、ストーリーモードのようなソロでじっくりと遊べるようなモードはありません。ひたすら「ぷよぷよ」するだけなので、色々遊びたい方は満足できない可能性があります。
漫才デモにボイスがない
シリーズファンにはお馴染みの漫才デモですが、掛け合いにボイスがないため物足りないです。連鎖時などはボイスが楽しめますが、容量的に厳しいのかカットされています。
基本ルールがそもそも難しい
ぷよぷよは連鎖という特殊なシステムにより、先々を考えて積み上げていく必要があるため、パズルゲームの中でも結構難しいと筆者は思っています。難易度を低くすることも出来ますが、パズルゲームが苦手な方はCOMにもボコボコにされるため、勝ちたいならある程度の練習が必要です。