「遊戯王アーリーデイズコレクション」の評価とプレイした感想・レビュー【面白い?】

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現在発売中の「遊戯王 アーリーデイズコレクション」を筆者が実際に遊んでみて、ゲームの特徴や評価、面白いか面白くないかなど、思ったことをどんどん書いていきます。どんなゲームなのか気になる方は是非参考にしてください!

目次

「遊戯王 アーリーデイズコレクション」ってどんなゲーム?

遊戯王を題材としたゲームソフトの中で、ゲームボーイ・ゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンスで発売されたソフトがほとんど収録されたコレクションタイトルです。

  • 遊戯王デュエルモンスターズ
  • 遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記
  • 遊戯王モンスターカプセルGB
  • 遊戯王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨
  • 遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記
  • 遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ
  • 遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1
  • 遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2
  • 遊戯王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説
  • 遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神
  • 遊戯王デュエルモンスターズ インターナショナル
  • 遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート3
  • 遊戯王 双六のスゴロク
  • 遊戯王デュエルモンスターズ インターナショナル2

収録タイトルは上記の14本。一番新しいソフトでも20年以上前に発売されたもので、当時の雰囲気のまま遊べるだけでなく、オンライン対戦や隠し要素のアンロックなど便利な機能が追加されたタイトルとなっています。ナンバリングになっていますがそれぞれのソフトに繋がりは無く、好きなタイトルを好きな順番で遊んで大丈夫です。

それでは以下で、筆者が実際に遊んでみて感じた本作の特徴や、面白くてポジティブに感じたポイント、ネガティブな面で気になったポイントなどをまとめて紹介していきます。

14タイトルも収録されているのは破格!

改めて思いますが、14タイトル(16本)も収録されているのはボリューム満点です。定価が消費税込みで6050円なので、単純に14で割っても1タイトル432円!

実は筆者はGBA版をコレクションしており、上記のタイトルはほとんど所持していますが、流石に1本432円じゃ買えないです。ゲームボーイ時代の遊戯王のゲームが一通り遊べるお得版となっています。

追加機能が便利過ぎてかなり遊びやすい

本作はただ古いゲームが集められただけではなく、通信対戦やどこでもセーブ、早送りや巻き戻し、デジタル説明書など様々な追加要素が用意されています。

中でも筆者がめちゃくちゃ便利だと感じたのが、デッキレベルやキャパシティの制限解除、全カードアンロック、隠し要素解放といった所謂「裏ワザ」がメニューから簡単に使えることです。

収録タイトルの中には気が遠くなるほど何度も何度も連戦をしないと入手できないカードがあったり、キャパシティ不足で全然使いたいカードが使えなかったりと苦行のようなゲームが沢山あるので、辛い部分をカットできるのは嬉しいです。

ハチャメチャなルールで遊べる!旧型タイトル

遊戯王デュエルモンスターズ1~4は、登場キャラとどんどんデュエルしながら進んでいく内容となっていますが、デュエルのルールが今とは全然違うので、オリジナルのルールで遊ぶことになります。

タイトルによって若干ルールが変わってきますが、枚数制限が無いタイトルではエグゾディアを何枚でも入れられたり、火炎地獄が5000ダメージだったり、ブラックデーモンズドラゴンが融合じゃなくてそのまま出せたり、ハチャメチャなルールで遊べるのが逆に楽しい作品です。

デュエルと一緒にストーリーも楽しめる!RPG系タイトル

遊戯王デュエルモンスターズ7と8は、主人公を操作しながらデュエリストレベルを上げ、カードを集めて、ストーリーを進めていく形のRPG系のタイトルになっています。

7では主人公は遊戯と城之内の仲間でありライバルとして、バトルシティ編を戦っていく原作の追体験ができます。一方8ではバトルシティ後の邪神との戦いが描かれるオリジナルストーリーが楽しめます。遊戯王の原作やアニメが好きな方はこちらの2タイトルがオススメです。

筆者から一つアドバイスをするなら、8はめちゃくちゃ難易度が高いので追加機能のデッキレベルとデッキキャパシティ解放をした方が良いです。

OCGに近いルールで遊べる!エキスパート系タイトル

エキスパート1~3、インターナショナル1と2に関しては「フェイズ」や「チェイン」などの概念があるOCGに近いルールで遊べる、今のマスターデュエルの前身のようなゲームになっています。むしろ遊戯王らしいゲームが遊びたい方はコチラがオススメです。ちなみに、パックを開けるワクワク感も味わえます!

遊戯王はカードだけじゃない!オリジナル系タイトル

「モンスターカプセル」「ダンジョンダイスモンスターズ」「双六のスゴロク」の3タイトルは、カードゲームではなくオリジナルのゲームで遊ぶタイトルになっています。

カードゲームではないものの、登場人物やモンスターなどは遊戯王デュエルモンスターズと通ずるものがあり、完全に無関係という訳ではありません。アーリーデイズコレクション内では珍しくカードで遊ばないタイトルなので、デュエルに疲れた方や別のゲームも遊んでみたい方にオススメです。

レトロゲームならではの粗さが気になる

ここまで良い所やタイトルの特徴などを紹介してきましたが、気になる点もいくつかあります。

まず気になったのは画質や音楽など様々な所に粗さが目立つことです。ゲームタイトルを選ぶ画面で流れてる音楽から、タイトルを選んだ後に流れる音楽への落差が凄くて、かなりチープに聞こえます。画質に関しても筆者がTVモードで遊んでいる影響もあって粗さが浮き彫りになります。

また、Switchの純正プロコンで遊んでいましたが、タイトルによっては若干遅延があるように感じます。ボタンを押してから反応するまで一瞬ラグがあるように感じたので、遊んでてかなり気になりました。(もし筆者の環境だけだったらごめんなさい)

しかし元々はレトロゲームなので仕方がない部分と思えば我慢できますが、筆者が元のゲームを最近遊んだばっかりに、気になってしまいました。

総評・感想

筆者が当時夢中になって遊んでいた作品が集められたゲームなので、筆者と同じように当時遊んでいた方は懐かしさから気になると思いますし、単純に遊戯王が好きな方も昔のゲームを買わずにお得にプレイできるので、是非遊んでみてほしいと思います。

中には本当に遊戯王か?と思えるようなルールで遊べるものもあるので、逆に新しいと思って楽しんでほしいゲームです。

また、本作には付録としてカードが付いてきます。2種類の中からランダムで1枚入っている形式のため、ソフトを2つ買って1個中古屋に売る方も多いと思います。こういう事を言うのもどうかとは思いますが、ゲームだけを純粋に楽しみたい方は中古だと安く手に入る可能性があるので狙ってみても良いと思います。

筆者としては遊戯王ゲームの中でも「タッグフォースシリーズ」が大好きだったので、タッグフォースコレクションを発売してくれるのを待ちながら本作をじっくり遊んでみようと思います。

©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
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