「都市伝説解体センター」の評価とプレイした感想・レビュー【面白い?】

当ページのリンクには広告が含まれています。

現在発売中の「都市伝説解体センター」を筆者が実際に遊んでみて、ゲームの特徴や評価、面白いか面白くないかなど、思ったことをどんどん書いていきます。どんなゲームなのか気になる方は是非参考にしてください!

本作はPS5、Switch、Steamで発売されていますが、今回筆者はSwitch版を購入したので、本記事はSwitch版をプレイした感想をメインで記載しています。

集英社ゲームズ
¥3,740 (2025/02/19 19:40時点 | Amazon調べ)
集英社ゲームズ
¥3,212 (2025/02/19 19:42時点 | Amazon調べ)
目次

「都市伝説解体センター」ってどんなゲーム?

スマホで遊べるドット絵2D推理アドベンチャー「和階堂真の事件簿シリーズ」を手掛けた墓場文庫が開発した、都市伝説絡みの事件を解決していくミステリーアドベンチャーゲームです。なお発売は集英社ゲームズが担当しています。

主人公の「福来あざみ」(画像右)はとある事情から、怪異・呪物・異界などの調査と解体を行う「都市伝説解体センター」の一員として、依頼された案件の調査に行くことになります。

調査パートでは様々な方法で事件の手がかりや証拠などを見つけることになります。基本的には上画像のように調べられる箇所があるので、色んな場所や人物を調べながら調査を進めていきます。

調査ではSNSで話題になっている内容からヒントを見つけ出す必要もあります。中には全然関係ない発言をしている人もいれば、重要な発言をしている人もおり、真偽を見極めながら検索ワードを絞り込んでさらに深い情報を得る流れになります。

と、ここまでは普通の推理アドベンチャーのようですが、本作はそれだけではありません。実は主人公の「福来あざみ」は念視の能力を持っており、念視を使った調査でのみ見つけられる手がかりや証拠があります。

念視を使うと今まで見えなかったモノが見えるようになり、調査できる場所に変化が起こります。このように普通の調査と念視を使った調査を切り替えながら更なる手がかりを見つけていきます。

調査内容から何の都市伝説が絡んでいるのかを特定し、都市伝説の内容に沿って解明していくのが本作の特徴となります。あの都市伝説は○○が原因で起きたことだから、この事件も○○が原因なのではないか?という感じで原因を突き止めたり、問題への対策を講じます。

ここまで紹介した様々な調査で得た手がかりから仮説を立て、仮説が正しいかを検証するためにさらなる調査を進める、といったサイクルを何度も何度も繰り返して真相に近づき解決するのが目的です。見事解決できたらエピソードが終了。次のエピソードに進む形式になっています。

ちなみに、選択肢を間違ってしまっても何もペナルティはないです。正解が分からなくて困ったら、これまで集めた調査内容を手帳で確認しながら気楽に選んでも大丈夫です。間違った後にヒントを貰えることもあるので参考にしましょう。

グラフィック面ではドット絵を使ったピクセルアートによるアニメーション演出など、雰囲気がとても良く出来ています。都市伝説が絡むのでどうしてもホラー表現がありますが、怖いシーンでもドット絵によるデフォルメで描かれているので過度にグロテスクな表現はありません。

ここまでゲーム内容を紹介しましたが、ストーリーに関してはこれ以上の説明はしないので、続きが気になった方は是非自分の目で確かめてみてほしいです。この後は、筆者が実際に遊んでみて面白かった点や面白くなかった点などをまとめて紹介します。

面白い・良いと思った点

先が気になるストーリー展開

ストーリー内容について言及はしませんが、一話一話が濃厚な推理アドベンチャーになっており、都市伝説になぞらえた演出や先が気になる展開など、推理ものが好きな方も都市伝説が好きな方も楽しめる内容になっています。

選択肢を間違ってもペナルティがない

調査の過程や解決編などで選択肢を使った推理が発生します。ここで間違った選択をするとバッドエンドになったりゲームオーバーになるゲームもありますが、本作では何のペナルティもないので何度でも間違って大丈夫です。アドベンチャーゲーム初心者の方や、単純にストーリーを楽しみたい方でも安心して遊べる難易度設定になっています。

キャラクターボイスが無いことによるメリット

キャラクターボイスの有無に関しては好みが分かれるかもしれませんが、音声の再生が無いため会話のテンポが良く、自分のペースで物語を進められます。細かいロードが挟まることもなく動作回りもサクサクです。ボイスが無くて寂しい方は、好きな声優で脳内再生して楽しむのも良いと思います。

面白くない・悪いと思った点

難易度が低くて緊張感が全然ない

上記でも説明しましたが、選択肢などを間違ってもゲームオーバーにならないため、難易度が低く緊張感などは一切感じられません。ボタンを押していくだけのゲームとまでは言いませんが、推理アドベンチャーとして難解なゲームを遊びたい方には物足りなく感じるかもしれません。

オートセーブのタイミングが分かりづらい

本作にはオートセーブしかないため、自分のタイミングで中断することが出来ません。調査を進めていく段階など時間がかかるポイントでしっかりセーブされているのか分かりづらいため、場面が切り替わってオートセーブのアイコンが出るまでプレイしないと不安になります。

総評

都市伝説を絡めたストーリー展開なだけでなく、しっかりとミステリーとして作り込まれた良作です。都市伝説とかオカルトとかそういった類の話が好きな方にはたまらない作品だと思います。

かくいう筆者も都市伝説や怪談、オカルト話が大好きなので本作が気になって購入しましたが、めちゃくちゃ先が気になるほどハマってます。記事執筆時点ではまだクリアに至ってませんが、一話一話が濃厚でまるでドラマや映画を見ているような気分で遊んでいます。

また、ゲーム内には念視や千里眼といった特殊能力が出てきますが、ファンタジーな要素で強引に解決するのではなく、あくまで論理立てて現実的に真相に向かっていく点も気に入ってます。

ライトユーザーでも安心して解決まで進める親切設計なので、アドベンチャーが苦手な方や単純にストーリーだけ見たい方でも十分に楽しめる作品です。少しでも気になった方は是非遊んでみてほしいです!では今日はこの辺で。

©Hakababunko / SHUEISHA, SHUEISHA GAMES

集英社ゲームズ
¥3,740 (2025/02/19 19:40時点 | Amazon調べ)
集英社ゲームズ
¥3,212 (2025/02/19 19:42時点 | Amazon調べ)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次